「生きる力」が湧き出る技法

生き方・働き方

目次

  1. 湧活(ゆうかつ)って、ご存じですか?
  2. 生きる力が湧き出るって?
  3. 湧活には、8つの原則があります
  4. 湧活には、7つのコツがあります
  5. おわりに 
  6. 出典:『子どもの未来をひらく エンパワメント科学』

湧活(ゆうかつ)って、ご存じですか?

 人は誰もが、すばらしい力をもって生まれてきます。そして生涯にわたってその力を発揮し続けることができます。

この一人ひとりに潜んでいる活力や可能性を湧き出させることを「エンパワメント(Empowerment)といいます。

活力が湧き出る、という意味で「湧活」と和訳されます。

生きる力が湧き出るって?

 湧活では、人びとに夢や希望を与え、勇気づけて、人が本来もっているすばらしい力、生きる力を湧き出させます。

 今回ご紹介する「エンパワメント科学」は、この湧活=エンパワメントについて、様々な学問を束ねて統合的に科学的な手法を用いて明らかにする実用的な科学・学問です。脳科学、行動科学、進化人類学などの知見から根拠を生み出します。

湧活には、8つの原則があります

1.目標は、当事者が選択する。
2.主導権と決定権を当事者がもつ。
3.問題点と解決策を当事者が考える。
4.失敗や成功は、力をつける機会と考えて、当事者が分析する。
5.行動を変える方法を当事者とサポーターが考えて、実行する。
6.問題解決の過程に当事者の参加を促し、責任を高める。
7.サポーターは、問題解決の過程を支えるネットワークと資源を充実させる。
8.サポーターは、当事者のウェルビーイングに対する意欲を高める。

湧活には、7つのコツがあります

1.目的を明確にする。価値に焦点を当てる。
2.プロセスを味わう。関係性を楽しむ。
3.共感のネットワーク化。親近感と刺激感。
4.心地よさの演出。リズムをつくる。
5.ゆったり無理なく。柔軟な参加様式。
6.その先を見据えて。つねに発展に向かう。
7.活動の意味付け。評価の視点をもつ。

おわりに 

子育てへの困難感を抱える保護者が増えるなか、さまざまなニーズに対応できる支援の整備が急がれます。子育ちと子育てをエンパワメントする環境の実現が期待されます。「湧活」、いっしょにやってみませんか?

出典:『子どもの未来をひらく エンパワメント科学』

編 著:安梅 勅江
発 行:日本評論社、2019年

コメント