女性の発達心理学から分かったこと:5つ

家族心理

目次

女性の発達心理学から分かったこと

1.女性の人格形成に影響を及ぼすもの

 女性の人格形成には、配偶者役割そのものは、あまり影響しない。かなりのウエイトをもつのは、親役割と職業役割である。

2.自分の時間と場をもつことでエネルギー回復

 子育てと並行して、わずかであっても自分のための時間や場が大切。アイデンティティを確認できる場をもつことが、家事や育児といった家庭役割や職業人としての役割をやり遂げていくうえでのエネルギーになる。

3.職業よりも、自分の時間と場を持つこと

 多忙さのなかに自分を見失わないようにするには、自分を自覚できる時間や場を持つこと。職業をもつことが、直接にアイデンティティ成熟につながるわけではない。

4.ケア行動は、評価されてこそ

 保育士・看護師・介護福祉士などの対人援助職は、他者から感謝されるだけではなく、評価もされるため、それが自己の有用性を支えることになる。家庭内のケアでも、その重要性を認めてくれる他者や心理的な意味でのサポートがないと、自分を支える力にはなりにくい。

5.最終的には納得できるかどうか。

 中年期のアイデンティティの危機を解決できるかどうかは、最終的には本人が主体的に納得できるかどうかにかかっている。女性の場合は、男性に比べると納得を迫られる岐路が多い。だから、発達の節目でこれでいいのかと考えて、現実の自分とめざすところの自分を折り合いをつける時間と場が必要

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